バックパックに詰め込んで持ち運び、自動操縦で自在に自撮りビデオを撮影できる新型ドローンのSnap

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Snapは、消費者向けドローンの世界に新風を送り込もうとしている。ヘビー級の最新版DJI Phantomと異なり、そしてテレビショッピングなどで売られているようなものとも違う新しい製品層を生み出そうとしているのだ。製造元のVantage Roboticsは、計量ウルトラコンパクトなボディに高性能カメラを搭載しようと考えた。

と、説明を読むよりもともかく上のビデオを見てみて欲しい。Snapの魅力が存分に伝わるビデオだと思う。

Snapはアプリケーションによりさまざまな自動操縦モードを設定することができる。そしてドローンに150メートル圏内を飛行させつつ、操縦者(操縦はしないわけだが)の側はそれぞれ他の作業を行うことができるようになっているのだ。搭載されているのは4Kカメラで、ジンバルのスタビライズ効果により、非常に安定したビデオを撮影することができる。

ドローンには、コンパクトであればあるほど使いやすいという面もあると思うのだ。Snapはバックパックにいれて持ち運べるほどにコンパクトで、そして頑丈だ。

Snapは現在Vantage Roboticsのサイトよりプレオーダーを受け付けている。プレオーダー価格の895ドルななかなかの高額だといえよう。しかしバックパックに詰め込んで出かけた外出先で、手軽に高性能カメラを空に飛ばすことができるわけで、価格に十分見合う楽しみを手に入れることができると思う。ドローンが大好きだという人のみならず、ドローン初心者にも新しいエクスペリエンスを提供してくれるだろう。

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(翻訳:Maeda, H

投稿者:

TechCrunch Japan

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