ここ数年、クリスマスが近づくにつれ「今年はどんなんかな~」とごく一部の人が気になりはじめるのが、テスラのEVに仕込まれたクリスマス向けイースターエッグです。今年は例年に比べるとやや地味ながら、最新版ソフトウェアにアップデートすれば、チャックベリーの「Run Rudolph Run」にのせてサンタの”そり”がコンソールディスプレイを走る「サンタモード」が現れます。
サンタモードでは、コンソールディスプレイ内の自分の車がサンタの”ソリ”になり、雪の降る道を疾走する画面になります。さらにセンサーが検知する他車は白いトナカイの表示となり、道路を走行しつつも子どもたちにプレゼントを届けに向かっているような気分になれそうです。
またウィンカーを出したときの音は鈴の音に変わっており、Autopilot走行時には走行路面が氷のような雪道に変わります。
すでに毎年恒例、と言える様になってきているテスラのクリスマス向けイースターエッグですが、楽しいのはわかりつつも運転中にそればかり見ていると前方不注視で何らかの障害物に衝突などということもあるかもしれません。
もし試してみる場合は、(ドライバーなら当たり前ですが)公道を走行中は周囲に車や歩行者などがいないのを確認するようお願いしたいところです。
ちなみに、イーロン・マスクは「イースターエッグの中にもイースターエッグがあるよ。たけどあまり面白くないと思う」とツイートしています。
Engadget 日本版からの転載。