インターパークは9月3日、「Sales Tech」(セールステック)のカオスマップ2019版を公開した。Sales Techとは、営業活動をクラウドやスマートフォンなどを使って効率化するSaaS系サービスのこと。
同社は、Sales Tech系サービスである「サスケ」を開発・運営。顧客管理システムを基盤としたクラウドサービスで、主にリードデータと呼ばれる見込み顧客や潜在顧客の管理を得意とし、マーケティングや営業の部門で活用されているとのこと。
インターパークによると2019年になり、見込みのある会社へ訪問をして商品を紹介する従来の営業活動から、移動時間を削減でき、遠方の会社へも効率よくアプローチできるオンライン商談を導入する企業が増えているという。同社は、来年に開催される東京オリンピックを機にペーパーレス化がさらに進むとし、文書や名刺をクラウドで管理サービスなどのさらなる成長も予想している。なお、今年4月にNasdaqに上場したユニコーン企業であるZoomは、カオスマップの「オンライン商談」に分類されている。Zoomは7月11日に日本法人「ZVC JAPAN」も設立済みだ。