女性プログラマの元祖Grace Hopperに捧げるカンファレンスをビデオで取材

“人生が変わる(life changing)”とか、“びっくりするほどすごい(“amazing)”、“衝撃的な素晴らしさ(shockingly wonderful)”なんて言葉は、産業界のカンファレンスに対して滅多に使われる形容詞ではない。でも、Grace Hopper Celebrationでは人びとがまさに、こんな言葉を連発していた。それは、毎年4日間行われる、女性対象のコンピューティングとテクノロジの集会だ。

Hopperカンファレンスが独特の集会であることには、当然の理由がある。なぜならそれは、きわめて独特な人物、Grace Murray Hopper日本語Wikipedia)に捧げられた集会だからだ。専門職業としてのテクノロジの開拓者であり、初期のコンピュータプログラマの一人であり、そして彼女は、コンピュータ科学を平明に分かりやすく教える名人だった。Hopperは1992年に亡くなったが、その二年後に彼女の名前を戴いた初のカンファレンスが開催された。そしてその後それは、世界最大(参会者数千人)の、コンピューティングに携わる女性たちの集会になった。

Hopperカンファレンスに行った人の多くが、その独特な雰囲気について語るだろう。しかもそれは、女性が多いこととは無関係だ。そこで今週は、TechCrunch TVの並外れたプロデューサでカメラマンでエディタであるJohn Murilloと私の二人が、2013 Hopper Celebrationが行われるミネアポリスへ行った。

上のビデオでは、その様子が分かるとともに、カンファレンスの協同ファウンダTelle Whitney、Harvey Muddの社長Maria Klawe、Facebookの技術部長Jocelyn Goldfeinなどなど、女性の名士たちの話も聞ける。それを聞くと、彼女たちが毎年必ずこのカンファレンスに来る理由も分かるはずだ。

なお、撮影した大量のビデオを、編集整理次第ここで公開するので、これから何度か、このページを訪れてほしい。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))