スクリーンタイム管理の素晴らしいツールをつくっているCircleは今日(米国時間2月22日)、今後さらに事業を成長させるための資金を調達したと発表した。2000万ドルのシリーズBには、新規のNetgearやT-Mobile、Third Kind Venture Capital、そしてRelay VenturesなどシリーズAからの出資者も含まれる。
今回のラウンドで、Circleは2017年のシリーズAを含めこれまでに3000万ドル超を調達したことになる。
Circleによると、同社は今回調達した資金をさらなる商品展開、そしてハードウェアメーカーやモバイルキャリアとの新たな提携にあてる。
この資金調達のタイミングは完璧だ。幼い子供やティーンエイジャーがスクリーン中毒にならないような方策を求める親は増えつつある。
Circleのアプローチは、スクリーンタイムを制限しようとしている他のソリューションとは異なる。ハードウェアベースで、家庭のネットワークにプラグを差し込んでつなげる。これで親などの管理者は、子供が所有するiPhoneのようなデバイスのスクリーンタイムを簡単に制限できるようになり、ローカルネットワークにもアクセスできる。使い方はとても簡単で、それこそが売りでもある。
Circleが属している、子供のスクリーンタイム制限を可能にするサービス業界は、まだ小さいながらも成長分野だ。そうしたソリューションのいくつかはAppleのようにクラウドを活用している。Appleのものはうまく機能しているものの使用はiOSとMac OSに制限される。NetgearのOrbiのような他の製品はネットワークで使うタイプだが、Circleよりも使用方法が複雑だ。
私の家庭ではCircleのようなツールを使っている。子供はいとも簡単にデバイスに引きつけられ、こうしたソリューションと従来の育児と組み合わせることで、子供の目を現実世界に向けさせることができる。少なくとも1日に数分はそうすることができるはずだ。
(原文へ 翻訳:Mizoguchi)