米国動画配信サービスHBO MaxがついにRokuデバイスに対応

実に時間がかかったが、HBO Maxが米国時間12月17日にRokuデバイスでローンチされる。

Rokuユーザーはコードカット市場の大部分(What to Watch記事)を占めているため、サービス開始から7カ月近く経ってもRoku用のHBO Maxアプリがないのはかなり奇妙だった。Maxアプリのリリースは何カ月も前から待たれていたが、そのローンチは顧客がどこでどのように購読できるのかという問題に関係(未訳記事)しているようだった。

「Wonder Woman 1984(ワンダーウーマン1984)」がわずか数週間でMaxにデビューすることになったことを考えると、この取引を完了するためには途方もない圧力があらゆる方面からあったと推測できる。契約の一環として、RokuユーザーはRokuの内蔵支払いシステムであるRoku Payを使って、HBO Maxにサインアップできる。

このニュースは、HBO MaxがAmazon Fireのデバイスで配信を開始した1カ月後、そして2021 Warner Brosの全映画が劇場公開と同日にHBO Maxで公開されるという大規模な契約の発表から数日後に報じられた。

今回のローンチにより、HBO MaxはiOS、Android、Chromecast、Roku、Amazon(アマゾン)のFireデバイス、PC / Mac、そしてSwitchを除くすべての最新ゲーム機をサポートし、主要なプラットフォームのほとんどをカバーすることになる。

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タグ:HBORoku

画像クレジット:WarnerMedia

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(翻訳:塚本直樹 / Twitter

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TechCrunch Japan

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