10代に向けたEdTechプログラムを手がけるInspire High(インスパイア・ハイ)は8月31日、シリーズプレAラウンドとして、約1億5000万円の資金調達を実施したと発表した。引受先は、池森ベンチャーサポート、Sony Innovation Fund、PR TIMES、ユナイテッド・マネージャーズ・ジャパン、鈴木達哉氏、梅田裕真氏、小柴正浩氏ら。調達した資金により、さらに幅広く日本全国の中学・高校や学習塾への導入を進めるための営業活動およびカスタマーサクセス、プログラム開発にあてる。
Inspire Highは、世界中の創造力と10代のためのEdTechプログラムとして、普段触れ合う機会の少ないアーティストや起業家、映画監督、漁師、科学者などの大人と、「答えのない問い」について考え、同世代で共有し合う双方向型の学びを提供。2020年1月の事業開始から累積利用者が2万人を突破したという。
10代による個人利用に加え、中学・高校向けのEdTech教材として、「総合的な探究の時間」「特別活動」「道徳」「公共」などの授業での活用や、各校独自のキャリア教育やSDGs教育などに利用されているという。