カリフォルニア州判事がApartment Investment & Management CompanyのAirbnbに対する訴訟を棄却してから1年後、両者はすべての紛争で和解した。
Aimcoは5万物件を所有、管理する会社で、カリフォルニア州およびフロリダ州裁判所に損害賠償、およびAirbnbが人々に賃貸契約違反を可能にずくことを中止する裁判所命令を要求した。Aimcoの訴えるAirbnbの問題は、同プラットフォームが「経歴審査を受けておらず」「平和なコミュニティー環境の維持に関心を持たない」人々を建物内に入れている」ことにだった。
本日の共同声明でAimcoとAirbnbは、あらゆる争議で和解に至り、両者間の全訴訟を取り下げることで合意したと発表した。
「本和解が双方にとって最善の利益であると両者共に信じている」と共同声明に書かれている。「Aimcoは、この協定によって短期賃貸活動が同社の契約および財産権に沿うよう管理することが可能になると考えている。和解の一環としてAimcoとAirbnbは、複数世帯住宅事業の可能性を検討することで一致した」
本和解に金銭的要素が関わったかどうかは明らかになっていない。Airbnbは、共同声明以上の情報は提供できないとしたうえで、以下のように語った。
「Airbnbは、建物所有者および地主と独自のFriendly Buildingプログラムなどの取り組みを通じ、双方にとって有益な提携を結ぶことに尽力している」とAirbnb広報担当のChristopher NultyがTechCrunch宛の声明で語った。「両者が協力することで、ホームシェアリングが家主と借り手の両方に経済的利益をもたらすと信じている」
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )