Atlassian、ユーザーにウェブサービスのダウンタイムなどを通知するStatusPageを買収

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Atlassianは本日StatusPage買収を発表した。StatusPageはY-Combinatorのインキュベートから誕生し、オンラインでビジネスを行う企業が自社のオンラインサービスの状況をユーザーに知らせるサービスを提供している。買収額などの詳細は開示されていない。

昨年12月に上場して以降、Atlassianにとって初の買収案件となる。3年前にローンチしたStatusPageのようなサービスを追加することは、 Atlassianにとっては自然な流れだ。 Atlassianはこれまで長い間、全ての企業はソフトウェア企業であると主張してきた。そのため全ての企業は、自社サービスが思うように機能していない時、ユーザーに随時情報を提供するサービスが必要となる。

Atlassianの会長であるJay Simonsは、StatusPageはHipChatを早い段階から活用していた企業の1社だと話す。AtlassianはHipChatを2012年に買収している。そして、AtlassianもStatusPageに自社のステータスページを開設している。StatusPageについてSimonsは「彼らの業界を牽引する立ち位置にとても期待しています」と話す。「彼らはこのようなサービスを提供する企業の筆頭として確立してきました」。

StatusPageは現在New RelicIntuitVenmo、Citrixを含む、何千ものカスタマーを抱えているという。

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Simonsはまた、例えばAtlassianのJIRAプロジェクト・マネジメントサービスとStatusPageが自然な形で連携することができると説明する。

StatusPageの共同ファウンダーであるScott Kleinは、彼の会社の状況は良かったとしている。ただ、今回の買収で、StatusPageはAtlassianの大きなユーザーベースへアクセスすることができ、StatusPageのプロダクト開発サイクルの加速につなげることができるという。本日の正式発表でStatusPageの共同ファウンダーは、チームで買収を検討するにあたり「3つの重要な点で一致していることが分かりました。それは補完し合う組織文化、StatusPageをスタンドアローンのプロダクトとして提供し続ける方向性、そしてソフトウェアの未来について共通のビジョンを持っていることです」。

Simonsはさらに「今回の買収に合意したもう1つの要素は、StatusPageもAtlassianと同じようにFortune500だけでなく、Fortune50万の企業にリーチすることにとても注力しているからです」と続けた。結局のところComcastのような大企業であれば、自社でステータスをアラートするシステムを構築することができる。「しかしFortune 500ではない企業は、StatusPageのようなサービスを求めています」という。

StatusPageは買収後もスタンドアローンのプロダクトとして引き続き展開し、Atlassianはサービスの提供プランの価格(月額29ドルから)を変更するつもりもないとSimonsは話す。今の所、StatusPageのユーザーに影響する変更もないという。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website

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TechCrunch Japan

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