Googleが今日(米国時間9/8)、あなたのGoogleアカウントのプライバシーとセキュリティを設定するダッシュボードページを新しくした。ユーザーはここで、プライバシーの設定をチェックしたり変えたり、個人化された広告を拒否したり、ユーザーのデータにアクセスしているGoogle以外のサービスを見たりできる。今日の変化はささやかなもので、新しいコントロールは何もないが、同社によると、これまでほとんど使い物にならなかったモバイルのページを使いやすくしたそうだ。
Google Dashboardがローンチしたのは2009年だったが、最初は検索やメールをチェックできるだけだった。その後だんだん、Googleのサービスの多様化とともに大きくなったが、プライバシーの活動家たちは、ユーザーデータを知ることに関するGoogle自身に対する規制が今だにゆるい、と批判するだろう。
Googleは今日の発表の機会を借りて、珍しくも、Google Dashboardに関する数字を明らかにした。それによると今日まで、1億5000万あまりの人がMy Activityタブで、検索、地図、YouTubeなどGoogleのさまざまなサービスの上の、自分の活動をチェックしている。
またGoogleのサービスからユーザーのデータをエクスポートするGoogle Takeoutは、毎月100万回以上使われている(意外と多いね)。ユーザーがダウンロードしたデータ量は、2011年のローンチ以降の合計が1エクサバイト以上だそうだ。