GoogleがモバイルWebページをAMP形式に変換するRelay Mediaを買収

【抄訳】
モバイルのWebページのロードを高速化するGoogleの共同プロジェクトAMPが、今日(米国時間10/9)さらにテコ入れされた。Googleの元社員が創った、WebページをAMP形式に変換するサービスRelay Mediaを、Googleが買収したのだ。

Relay Mediaはこのニュースを、同社のホームページで顧客に対し発表しているが、本誌にそれを教えてくれたのは、PhillyのリードデベロッパーRussell Heimlichだ。彼の記事はPhillyのブログBillyPenn.comに載っているが、彼もまたRelay Mediaの顧客だ。彼のLinkedInのページにも、載ってる。かんじんのGoogleには、目下問い合わせ中だ。

今のところわかっているのは、買収の一環としてGoogleがRelay Mediaを閉鎖するかもしれないが、Googleへの技術移転が完了するまではサービスを維持する、ということだ。ただし新規ユーザーの登録は、一時保留になるようだ。

Relay Mediaはこう述べている; “GoogleがRelay MediaのAMP Converter技術を買収したことは喜ばしい。その技術がGoogleのインフラストラクチャへ移行するまでは、現在の顧客へのサービスは中断なく継続される。ただしその統合化努力の間は、新規ユーザーの登録は停止する”。

【後略】

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

投稿者:

TechCrunch Japan

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