先月、GoogleはGoogle Homeにリアルタイムで通訳をさせる通訳モードを発表した。 1人がある言語を話し、もう1人が別の言語を話すときに、Googleアシスタントは両者の通訳を務めようとする。
発表の時点では特定の場所(ホテルのフロントが多かった)でテストされただけだったが、今回はさらに広く展開されたようだ。
まだGoogleから正式な発表はないが、AndroidPoliceはこの機能が一般ユーザーに公開されていることを発見した。われわれもさっそくGoogle Homeでテストしてみた。確かに通訳者モードは起動できた。
通訳モードを起動するには“Hey Google, be my Spanish interpreter.”とか“OK, Google, help me speak Italian.”などと呼びかければよい。
ちょっと奇妙だが、通訳モードの起動は英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、スペイン語に限られる。ただしいったん起動すれば、下記の各言語間で通訳が可能だ。
•チェコ語
•デンマーク語
•オランダ語
•英語
•フィンランド語
•フランス語
•ドイツ語
•ギリシャ語
•ヒンディー語
•ハンガリー語
•インドネシア語
• イタリア語
• 日本語
• 韓国語
•北京語
•ポーランド語
•ポルトガル語
•ルーマニア語
•ロシア語
•スロバキア
•スペイン語
• スウェーデン語
•タイ語
•トルコ語
•ウクライナ語
•ベトナム語
簡単にテストしてみたところでは、ベーシックな会話の通訳には十分役に立つ。しかし特有の癖もあった。たとえばGoodbyeというとターゲット言語に「さようなら」と通訳する代わりに通訳モードを終了してしまう。聞き手側が会話が終了に近づいていることに気付いていない場合びっくりするかもしれない。
この新機能はどのGoogle Homeデバイスでも作動するはずだ。Home Hubなど画面が付属しているデバイスでは通訳された文が画面に表示される。
(日本版)Google Home Miniでテストしたところでは、日本語で「OK Google、ポーランド語に通訳」などと呼びかけると通訳モードが起動した。「Goodlbye、さようなら」では通訳モードは終了せず、そのまま通訳された。「OK Google、終了」と発声すると通訳モードが終了した。
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