今日(米国時間4/15)株式市場閉鎖後、Intelが第1四半期の業績を発表した。売上は127.64億ドル、1株当たり利益は0.38ドルだった。この結果はアナリスト予測の、0.37ドル、128.1億ドルとほぼ一致している。
ちなみに1株当たり利益0.37ドルという予測が、同社の過去5四半期中最も低かったことは注目に値する。
直近の四半期にIntelは、季節に後押しされた売上138.3億ドル、1株当たり利益0.51ドルを記録した。巨大PCエコシステムの他のメンバーと同じく、Intelもホリデーシーズンの買物ラッシュの恩恵に預かっている。
Intelの株価は、通常取引では事実上変化がなく、時間外取引で3%弱上がった。同社PC部門の売上は79億ドルで前年同期比1%ダウン、データセンター部門は売上31億ドルで11%アップだった。
同四半期におけるIntelの純利益は19億ドルで、対前年比5%減だった。同社は今回注目すべき収益カテゴリー2つについて内訳を発表した。
「モノのインターネット」由来の売上:4.82億ドル。Intelはこの合計数値が「対前期比10%ダウン、第前年比32%アップ」と説明している。[Wall Street Journalが指摘しているように、この売上には、以前の「組込み」売上が含まれている可能性が高いので、モノのインターネットがが飛躍を遂げたと考えるのはまだ早い]
「モバイルおよびコミュニケーション部門」の売上:1.56億ドル。インテルによると「対前期比52%ダウン、対前年比61%ダウン」。
同社は第2四半期の売上を130億ドルと予測した。誤差は両方向共に0.5億ドル。
全体的に見て、IntelはPC市場で着実に業績を上げているが、短期成長のためにモバイル等の新たなセグメントをターゲットにすることは相変わらず苦手としている。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)