iPad、ようやくUSB-Cを採用

Lightningケーブルは長い間利用されてきた。しかし今の時代、ケーブルのスタンダードはUSB-Cに移りつつある。Appleも、新しいiPadからは、ついにLightningポートを捨て去る決意をしたようだ。この決定により、iPadは一層の拡張性を手に入れることとなった。

たとえば、iPad Proを5Kディスプレイにつないで、外部ディスプレイで動画を楽しむことができるようになる。ソフトウェア的な拡張機能の詳細についてはまだ不明ながら、利用シーンを大きく拡張することは間違いないだろう。

また、USB-Cを利用するSDカードリーダーのようなデータデバイスや、イーサネットケーブルなども種々利用できるようになる。端的に言えば、iPadがラップトップ的な使い方に対応してきたということができよう。さまざまなハードウェアメーカーが、ドックなどの拡張用デバイスを投入してくることになるのだろう。

当たり前のことかもしれないが一応言っておくと、USB-Cを採用することで、さまざまな外部デバイスをバッテリーパックとして利用することができるようになるはずだ。iPadを使ってiPhoneの充電をするというようなこともできるようになる。バッテリーパックとしてみるならあまりに高額ではあるものの、いつもiPhoneとiPadを持ち歩く人にとっては、より一層便利に利用することができるようになる。

願わくば、この流れにのってiPhoneにもUSB-Cを搭載して欲しいものだと思う。ラップトップ用充電器を使ってiPhoneの充電をしたり、あるいはiPhone用の順電気を使ってNintendo Switchの充電ができたりするようになれば、間違いなく便利なことだと思う。

Apple Fall Event 2018

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(翻訳:Maeda, H