Motorola Moto Zのサードパーティによるモジュール開発はそこそこ盛ん、最新作を紹介しよう

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‘モジュール構造’が売りのMotorola Moto Zはまだ、スマートフォンの世界を変えていないようだが、モジュールのシステムを一般公開して以来、世の中の関心は高まっているようだ。ハッカソンも重要な宣伝役を発揮し、これまではニューヨーク、サンフランシスコ、ブエノスアイレスで開催してきた。来月は中国を予定している。

12月に発表された3つのモジュール入賞作品は、ゲームパッド、美容デバイス、そしてオーディオコンバーターだった。サンフランシスコとブエノスアイレスの最新回では、血糖値を測定するSimple Syrup、赤ちゃんのベッド周辺の気温などをチェックするBaby Careなど、健康関連のモジュールが入選した。

予定にあるMoto Colorは、目の不自由なユーザーのために色を音や振動で伝える。またModCoholicという不吉な名前のモジュールは、血中アルコール度が高い人のためにタクシーを呼ぶ。Solar-Powered Battery Chargerは名前のとおりソーラー充電器で、いちばん商業性がありそうだ。ただし、太陽に照らす時間は10時間だ。

MotorolaはIndiegogoとのパートナーシップを発表して、サードパーティによるモジュールの開発を一層振興しようとしている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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