NPDの最新のデータによると、2020年10月の任天堂の携帯ゲーム機の販売台数はまたしても好調だった。米国におけるNintendo Switchの販売台数(スタンダードモデルとLiteを含む)は73万5000台で、2008年10月にWiiが80万7000台を販売して以来、任天堂のゲーム機としては最高の販売台数となった。
米国で最も売れたゲーム機として23カ月連続で記録を続けるNintendo Switchにとって、好調な2年間だった。任天堂は報告書で、これまでに全世界で6300万台以上を販売したと付け加えている。2020年は同社にとって特に好調で、これはパンデミック関連の注文と、圧倒的な強さを誇っていた「あつまれ どうぶつの森」のような人気タイトルによるものだ。
Xbox Series X / SやPlayStation 5の発売が1カ月後の11月に迫っていたため、Microsoft(マイクロソフト)やSony(ソニー)のファンの多くが、新型ハードの購入を控えていたことは間違いない。NPDによると、任天堂はその間の競合他社の減少を相殺した。ただしブラックフライデーでのバンドル販売を考慮しても、任天堂の家庭用ゲーム機販売の支配は11月に終止符が打たれるかもしれない。
「FIFA 21」は2020年10月に最も売れたゲームであり、同サッカーゲームの参入タイトルとしては初めて発売時に米国で1位を獲得した。また「マリオカート ライブ ホームサーキット」は全体5位で任天堂では最も売れたゲームだったが、同社は月間トップ20に9タイトルもランクインした。
カテゴリー:ゲーム / eSports
タグ:任天堂
[原文へ]
(翻訳:塚本直樹 / Twitter)