フィンテックスタートアップのRevolutは、従来の銀行口座を完全に置き換えたい顧客のために、重要な機能を追加する。英ポンド口座からの引き落としで支払いができるのだ。なお、Revolutはすでに昨年、ユーロのダイレクトデビットを追加している。
英国ではほとんどの人が商品やサービスの支払いにクレジットカードを使用しているが、一部の企業へは自動引き落としで支払う必要がある。例えば光熱費やジムの会員費、電話契約などだ。
ダイレクトデビットはクレジットカードとは異なり、利用者の口座から直接引き落とし、受取人の口座に送金する。MastercardやVisaを経過しない。一部の企業は、通常のクレジットカードの処理手数料よりも安いためダイレクトデビットを好む。また、クレジットカードとは異なり有効期限もない。
欧州経済領域(EEA)の顧客は、英国のダイレクトデビットのポンド口座を共有できるようになる。ダイレクトデビットは英国内の保証によって、一部の不正および支払エラーから保護される。
Revolutはこの機能に関してModulrと提携し、そのAPIを利用している。また、ビジネス顧客もダイレクトデビットが利用できる。たとえば多額の金額を支払う場合に、自分のアカウントから支払えるのは便利だろう。
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(翻訳:塚本直樹Twitter)