X-Men風、手首マウント型火炎放射器を作ったのはやはりこの(マッドな)男

ぶっ飛んだガレージサイエンティストのColin Furzeは、月末までにX-Men関連プロダクトを3種類送り出すと宣言していた。そして言葉通りにやってのけた。

最初は、自在に伸び縮みするウルヴァリンの爪だった。そして次が天井にぶら下がって歩くためのMagnetoブーツだった。そしておそらく、最も危険なものを最後にとっておいたということになるのだろう。今回製作したのは、リストマウント型の火炎放射器だ。

もちろんこれは、X-Menのパイロ(Pyro)をイメージしたものだ。燃料はバックパックから供給するようになっている。高速でプロパンガスを放出して、自身を焼いてしまわないようにしている。

パイロは火を操ることができるものの、発生させることはできない(着火にはライターを使う)。これを模すためか、Furzeのプロダクトでも両手による操作が必要だ。すなわち片方の腕から燃料を噴出し、もう片方の腕がライターの役割をする。この仕組みにより(論理的には)意図しないときに8フィートの炎を噴出して誰か(あるいは自分の顔など)を燃やしてしまうことを防ぐことにもなっている。この仕組みを使うため、発火時にはドラゴンボールないしモータルコンバット風の姿勢をとることになるわけだが、これもまた「本物らしさ」の演出に役だっている。

言うまでもないことだが、良い子のみんなは絶対に真似をしてはいけない。意図しなくても大変な自体を招いてしまうことというのは、世の中にたくさんあるのだ。こういうことはマッドな連中に任せておくのが良い。

ところで、もともとは3つのプロダクトをリリースするという話になっていたわけだが、他にもさまざまなキャラクターについてのプロダクトを期待する声が寄せられているのだそうだ。「もう少しやってみようかな」と思っているのだそうだ。

制作の様子を描くビデオも掲載しておこう。

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(翻訳:Maeda, H


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TechCrunch Japan

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