令和トラベルは6月28日、シードラウンドにおいて、第三者割当増資による22億5000万円の資金調達を実施したと発表した。引受先はジャフコ グループ、ANRI、グローバル・ブレイン、千葉道場ファンド、アカツキ「Heart Driven Fund」、重松路威氏(ニューラルポケット代表取締役社長。社外取締役就任予定)、竹内真氏(ビジョナル 取締役 CTO。技術顧問就任予定)、染原友博氏(非常勤監査就任予定)、エンジェル投資家の高橋祥子氏、西川順氏、本田圭佑氏ら。また海外旅行予約アプリのティザーサイトを公開し、優先登録の受付も開始した。なお、サービスの発表は2021年夏頃予定。
令和トラベルは、2021年4月5日に海外旅行のDTA(デジタルトラベルエージェンシー。オンラインのみの旅行代理店)として創業し、第一種旅行業免許(観光庁長官登録旅行業:第2123号)を取得した旅行系スタートアップ。「新しい旅行を、デザインする」をミッションに、旅行体験のアップデートを目指しているという。代表取締役社長の篠塚孝哉氏は「時代にあったスムーズで使いやすいインターフェイス。驚くほどお得で、満足度の高いパッケージ旅行。旅慣れた方にとっても楽しい豊富なセレクション」を提供するとしている。
令和トラベルによれば、調達した資金の用途は「DX化への投資」「採用への投資」「マーケティングへの投資」という。
DXへの投資では、エンジニアリングを機軸に海外旅行ツアーの従来業務プロセスを高いレベルに改善する。採用への投資では、プロダクト開発を第一優先に、エンジニアファーストな環境作りのための設備や採用に用いる。高い技術や大胆な挑戦意欲をもち、プロダクト開発を推進できるエンジニアやプロダクトマネジャーなどの採用活動を加速させる。マーケティングへの投資では、日本における海外旅行マーケットの回復にあわせプロモーションや販促キャンペーンなどカスタマーバリューへの投資を行う。
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