いやはや。
Snapchatを運営する企業、Sapは株式市場でいささか苦しい状況にある。今日(米国時間7/10)の終値は16.99ドルだった。つまり上場価格17ドルを初めて公式に割り込んだことになる。
これは重大だ。なぜなら3月の上場以後、市場でSnapを買った投資家は全員が損失を被ったことになるからだ。 「損をさせられた」という評判はきわめて具合が悪い。
しかし社員や上場以前の投資家にはまだ希望がある。希釈後の時価総額は依然として238億ドルほどある。これは上場前のSnapの希釈後の会社評価額200億ドルより上だ(ここで希釈後というのはストックオプションを含めた発行済全株式という意味)。
Snapのロックアップ期間は150日だった。つまり社員や投資家は7月31日から株式の売却を始めることができる。しかし投資家の一部には投げ売りによってますます株価が下がるのを恐れる声もある。
Snapの最初の四半期決算は5月に行われたが、投資家には不満を抱かせる内容だった。次の四半期決算は8月の予定だが、その内容は株価に大きな影響を与えそうだ。
最近上場したテクノロジー企業で株価が低迷しているのはSnapだけではない。Blue Apronも先月末に上場したものの、株価は上場価格を下回っている。
7月にはテクノロジー企業の上場はあまりなさそうだ。Redfinが唯一の上場となるかもしれない。
画像: Bryce Durbin/TechCrunch
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)