PCゲーム配信者のマネジメント事業を手がけるROFL、CACからシード資金調達

PCゲームをプレイする様子を配信するストリーマーのマネジメント事業を展開するROFLは3月22日、サイバーエージェント・キャピタル(CAC)から1000万円のプレシード資金を調達したと発表した。

同社代表の角谷瞭氏も「カウンターストライク」や「PUBG」などのタイトルを配信するストリーマーの一人。マネジメント事務所の立ち上げの背景について、角谷氏は「YouTubeなどで動画を配信するクリエイターはすでに事務所に所属していることが多いが、Twitchなどのプラットフォームで配信するストリーマーはまだ手付かずの状態だ」と話す。

また、「ライブストリームであれば、いろいろなものが広告になりうる。飲んでいる飲み物、使っているヘッドセットなども立派な広告案件にもなりうる。現状のストリーマーの収入源であるいわゆる『投げ銭』以外の可能性も探っていきたい」と角谷氏は話す。

ROFLは2017年2月設立のスタートアップ。マネジメント事業自体は2019年の2月にスタートし、現在は2人のストリーマーをメインにマネジメント事業を展開。今年中には所属ストリーマーの人数を50〜100人まで増やしていきたいとしている。

ROFL代表取締役の角谷瞭氏

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。