GoogleはSearch Console内の認証されたプロフィールをまとめる機能に取り組んでいる。
この機能の目的は、httpやhttps、wwwの有り・無しのデータをまとめるというだけではない。アプリのデータもSearch Consoleのレポートに含めることができるというものだ。
GoogleのSearch Consoleのプロダクトマネージャーである、マイケル・フィンク氏がSMX Israelにて、参加者にこの機能のスクリーンショットを紹介した。現状のプロトタイプでは、”create a set”というボタンをクリックし、そこからまとめたいプロフィールを選ぶことができるというものだ。
下記に、彼がデモンストレーションで使用した画像のスクリーンショットを掲載するが、実機能というよりはモックのようなものだと思う。
画面上部の右側にある、”create a set”(矢印のあるボタン)をクリックし、そのセットに名前を付ける。
名前を付けたセットの中に含めたいプロフィールを選ぶ。
選択が完了すると、認証されたプロフィールとして、選択したプロフィールが(1アカウントとして)まとめられ、統合されたデータを参照することができる。
まとめられたプロフィールの画面は以下の通りだ。
統合されたデータの検索アナリティクス画面は下記の通りだ。
簡単に言うと、この機能により全てのプロフィールの、検索からのトラフィック、クリック数、インプレッション数、CTR、ランキングなどの様々なデータをレポーティングツールで確認できるようになるということだ。
マイケル・フィンク氏は、この機能はまだアイデア段階であると述べていた。しかし、SMX Israelで得られたフィードバックを基に、Googleがこの機能の実装により前向きになる可能性を示唆している。
この機能は非常に人気のあるリクエストだ。マイケル・フィンク氏は、Googleが対応していない様々な機能のプレビューを披露してくれており、我々にとっては非常に喜ばしいことと言える。
この件に関するGoogle+はこちら。
この記事は、Search Engine Roundtableに掲載された「Google Working On “Sets” To Consolidate Google Search Console Profiles」を翻訳した内容です。