【告知】TechCrunch Japanではライター・インターンを絶賛募集中、来週はドリンクミートアップも

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前回の投稿から1年以上が過ぎたので、改めての告知。TechCrunch Japanではライターを絶賛募集中だ。

米国のTechCrunchでは大きな規模のチームで媒体を運営していて、いわゆる“どスタートアップ”から、かつてスタートアップと呼ばれていた大手企業までを幅広くカバーしている。ライター(記者・編集者)もそれぞれ得意な領域と独自な視点でスタートアップに迫っている(その内容は翻訳記事でも一部お伝えできていると思う)。日本では、翻訳チームが米国を中心にした海外ニュースを配信する一方で、昨年新たに国内取材と翻訳の両方を担当する大熊希美がジョイン。彼女のほかに編集長の西村賢、そして増田覚を中心にしたチームで国内の取材を行っている。

ところでグロービス・キャピタル・パートナーズのマネージング・パートナーで、日本ベンチャーキャピタル協会(JVCA)会長の仮屋薗聡一氏が語った数字によると、米国のスタートアップ投資額は実に日本の50倍。じゃあ日本のスタートアップに関するニュースも50分の1しかないのか? というとそんなワケない。日本のスタートアップ、そしてかつてベンチャーやスタートアップと呼ばれた大手企業まで日々さまざまな情報を発信している。僕らはまだまだ伝えたいことがたくさんあって、そのためには全然リソースが足りない状況だ。

創業やプロダクトローンチといったタイミングでスタートアップを紹介し、スポットライトを当てるのはTechCrunchの大事な役割だ。だけどもそれだけじゃなく、彼らが会社としてどう成長するのか、そのプロダクトが世の中をどう変えていくのかという「スポットライトが当たった先」のことを伝えていくのも、また大事なことだと思っている。もちろんおかしな道に進む人や企業がいるならば、それを指摘しなきゃいけないし、世の中に新しい仕組みを提供するための課題があるならば、どうすればそれを変えられるかだって提案しなきゃいけない。定点観測的なデータの調査や、スタートアップを取り巻く環境の考察や解説も大事だ。ほら、もうやることがいっぱい。だからこそ、少しでも多くの書き手と一緒にこのメディアを作っていきたいと思っている。

とはいえ、希望する条件だってある。スタートアップのビジネスやテクノロジーに興味があることは必須だと思っているし、どういう形であれ執筆経験についてもあればあるだけありがたい。ただし、将来的にライターを続けつつ(もしくは辞めて)起業したい、ベンチャーキャピタルなどのスタートアップコミュニティで働きたいなんて思いがある人も大歓迎だ。前編集長の西田隆一氏はTechCrunch Japanを卒業してベンチャーキャピタリストになっているし、かつてTechCrunch Japanのライターとして活躍していた中田博昭氏は、今は起業家として自らのサービスを育てている。

あと重要なのは、僕たちが求めているのは「仲間」だってこと。正直なところ、単にクライアントワークとして割り切って記事を書くだけ、なんて考え方はしたくない。スタートはいわゆる「外部ライター」であっても、将来的にはより編集部に近い距離で仕事をしてもらいたいと思っている。また、取材を通して得られる人脈やテック業界を俯瞰できる知識については、それを自身の武器にして欲しい。そうやって独自の視点を持っていくことは、書き手として、また別のことにチャレンジするにしても必ずや大きな価値になるはずだ。時にはチームでも意見をぶつけ合って、より読者を向いたメディアを作りをしていきたい。

とはいえ働き方に関しては柔軟に考えていて、「週に○本執筆する」「月間○本執筆する」「編集部から依頼された本数だけ執筆する」なんてかたちでOK。僕たちはオフィス環境を提供することもできるし、逆にほとんどのコミュニケーションをオンラインで完結させても構わない。

ちょっと話は長くなっちゃったけど、ようは僕たちにはまだまだ伝えたいことがあって、同じ思いを持つ仲間を募集しているということ。僕たちと一緒に記事を書いてくれているライターも徐々に増えていて、今月からは新しいメンバー数人が記事を書き始めてくれている。

また、動画編集やリサーチをしてくれる学生インターンも積極的に募集している。最近TechCrunch JapanのFacebookページで動画ニュースを試験的に配信しているのだけれども、今後はより多くの動画コンテンツを提供していきたいと思っている。3月に移転した僕らのオフィスにはAOLの他の媒体と共用のスタジオも完備しているので、それらを活用したコンテンツ作りも進めていきたいと思っている。ライター、インターンの募集要項はこちらのページを参考にしてほしい。

ドリンクミートアップ、やります

また、ライター募集に合わせてTechCrunch Japanでは6月22日19時からドリンクミートアップを開催する予定だ。僕たちのメディアに興味があったり、ライター同士での交流などに興味があったりする人は是非ともこちらから応募して欲しい。気軽に遊びに来て、僕たちのことを知ってもらえると嬉しいと思っている(もちろん未成年も歓迎。ただしアルコールは提供できません)。

photo by Scrabble – Position

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。