クラウド翻訳サービス「Conyac」を提供するエニドア。2013年10月に資金調達をして積極的なプロモーションを実施した結果、登録する翻訳者の数が大幅に増加しているという。そんな世界中の翻訳者を活用したスマートフォン向けアプリを展開する。
同社が3月7日に公開したスマートフォンアプリ「ReShare(リシェア)」は、Conyacに登録する世界中の翻訳者が、海外のニュースを240文字の日本語で紹介するというもの。翻訳者は自ら興味あるニュースをピックアップして翻訳し、まとめた内容を発信する。日本語以外の言語を選択すれば、63以上の言語のニュースのサマリーを読むことができるという。今のところ日本語と英語の以外のコンテンツは無いようだが、今後は他の言語のコンテンツも増えることを期待したい。
なおエニドアでは、「世界の言語の壁を低くし、よりコミュニケーションが活性化されることを目的にReShareを開始させた」とプレスリリースでうたっているが、登録する翻訳者のトレーニングやアクティブ率向上をも兼ねているのだという。将来的には広告での収益化を図る。