フランス拠点のKlaxoonが投票やブレスト、サーベイなどビデオ会議用の新インタラクティブ製品を準備中

フランスのスタートアップKlaxoon(クラクスン) は、現在Board(ボード)という名の新製品をテストしている。Boardは、9月後半のある時点でローンチされる予定だ。Boardは、Microsoft Teams、Zoom、Google Meetなどのビデオ会議サービスに直接接続する新しいビジュアルインターフェースである。

Klaxoonという企業は、会議をより魅力的で、退屈の少ないものにしようと取り組んでいるスタートアップ。さまざまなユースケースに合わせて調整された一連のツール(Klaxoonサイト)を提供してきた。たとえば投票およびブレインストーミングモジュール、質問やサーベイなどを通じてフィードバックを収集できる複数の機能などがある。会議の主催者は、フィードバックを集めて、会議の分析を行うこともできる。

Klaxoonはすでに会議室用のインタラクティブホワイトボード(Klaxoonサイト)を提供しているが、おそらく現在実際の会議室にチームが集まれる機会はないだろう。これが、Klaxoonがロックダウンの最中にBoardの作業を開始した理由だ。それはスマートフォン、タブレット、パソコンからアクセスすることができる。

Boardは、一連のインタラクティブツールをビデオ通話の中にまとめたものだ。それは利用者がテキストを書いたり、画像やビデオを挿入するために使用できる空白のキャンバスを与えてくれる。テンプレートから始めて、通話中に記入していくこともできる。通話に参加しているほかの人たちは、いいね、投票、質問を使用して反応することができる。

起動した画面は以下のようなものだ。

Klaxoonがこれまで会議中に使用される付箋やその他のローテクソリューションを置き換えるために一生懸命取り組んできたことを考えると、同社は現在、有利な位置にあるように思える。多くの企業は、近い将来に物理的オフィスを再開する予定はないままだ。

Klaxoonは長い時間をかけて5500万ドル(約58億4000万円) を調達しており、現在の従業員数は240だ。Fortune 500企業の15%がそのサービスを利用している。

画像クレジット:Klaxoon

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(翻訳:sako)