モバイル版Chromeユーザーが10億人突破

2016-04-20_0941

GoogleはChromeブラウザのバージョン50を先週リリースし、この数日でユーザーに展開している。Chrome 50の主要な新機能は進化したプッシュ通知への対応だ。このリリースを祝して、GoogleはChromeに関する数字を公表した。Chromeがローンチしたのは2008年のことだ。

最も重要な数字は、Chromeの毎月のモバイルユーザーが10億人を超えたことだろう。これでモバイル版Chromeも他のGoogleの10億ユーザープロダクトの仲間入りを果たした。他のプロダクトはAndroid、Maps、Search、YouTubeとGoogle Play storeだ。デスクトップ版Chromeも10億ユーザー獲得している(モバイル版とデスクトップ版を併用しているユーザーも多いだろうから、全体のChromeユーザー数はその2つの数字を足し合わせても分からない)。

google_chrome_mobile_1b

Googleは月に7710億回ページをロード(デスクトップとモバイルの合計)し、これらのうち36億のページでGoogle翻訳を使用しているという。Googleはデスクトップとモバイルのデータ節約機能では、ユーザーが毎月合計で200万GBのデータを節約するのに役立っているという。

セキュリティー面では、月に1億4500万回ユーザーを悪意のあるウェブサイトを開くことから回避しているとGoogleは伝えた。

[原文へ]

(翻訳:Nozomi Okuma /Website/ twitter

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。