敵にグリッターを送る

今、ネットの世界で起きている最大のセンセーションがこれだ。

ShipYourEnemiesGlitter.comは、現在Flippaオークションにかけられていて、 入札価格は6万1000ドルに上っている。

初めて「グリッターの何か」についてネットで聞いた時、私は極力無視しようとした。良くてショーン・パーカーの新しいスタートアップの名前。最悪なら…ああ、これだ。

ShipYour EnemiesGlitter.com[敵にグリッターを送る.com]は、まさしくその名の通りのことをする。誰かにグリッターを送り、あわれな標的が封筒を開くと、全く予想だにしていなかった彼または彼女は文字通りのグリッター爆弾をあびせられ、回復不能なショックを受ける。

オーストラリアのSEOの神童Mathew Carpenterが作ったこのウェブサイトは、たちまちバイラルに広がり4日間で250万ビューを稼いだ。そして、サービスだけではなく、ウェブサイトが実に面白い。FAQをチェックされたし。

Carpenterのささやかなプロジェクト(数時間で2200件の注文があった)は、需要の重さに耐えきれなかった。注文フォームは取り下げなくてはならなくなり、今は、ひとりで、積み残された注文を捌いている。これはつまり、グリッター爆弾が今から数ヵ月後にやってくるかもしれないという意味だ。覚えておくように。

一方でCarpenterはTechCrunchに取材に対して、自らの小さなサイドプロジェクトがバイラルになったことに「感動した」と答えた。それはそうだろう。1件10ドルで売上が2万2000ドル、加えてサイトのオークション販売で何がしかを手にすることになる。グリッターと封筒のコストは殆どない。

ちなみに「グリッターされる」ことがどういうものか知りたい人は、この動画を見ればよくわかるだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook