Facebookは今日(米国時間4/18)、The Shade Roomのページを停止した。理由は不明。Shade Roomは有名人のゴシップ・ニュースサイトで、Facebookに420万人のフォロワーがいる。
本誌はThe Shade RoomとFacebookに、ページが消えた理由を問い合わせた。Facebookからの返信はまだないが、情報が入り次第続報する予定。
The Shade Roomのファウンダー、Angie Nwandu、および他の従業員はコメントを拒んだ。
しかし同スタートアップは今日、ハーバード大学のNieman Journalism Labからの質問に答え、ページの閉鎖はハッカー等ではなくFacebookの責任だが、アカウント停止についてFacebookから「何の理由も知らされていない」ことを認めた。
駆け出しから伝統的新聞社まで、今日の出版元は自社ブランドのサイトとモバイルアプリに加え、Twitter、Facebook、Snapchatその他のプラットフォームを組み合わせることによってブランド認知、読者、および収益を生み出している。
今年Facebookは、Instant Articles機能を使って読者を集め、広告収益を分配するよう出版社に強く呼びかけている。
ソーシャルプラットフォームを通じて配信する会社は、巨大なコミュニティーを構築し、新たな読者とつながることができる。
しかし、記事を「ネイティブ」に投稿するためには、プラットフォームの様々な規約や条件に従わなくてはならず、検索アルゴリズムへの対応や、データ収集、デザイン変更なども必要になる。
本日、The Shade roomはInstagramアカウントをブライベート設定に変更し、新たなフォロワーがコミュニティーに参加するためには、承認が必要になった。
Twitterで、The Shade Roomの投資家、Bryce Robertsが警告している。「次のメディア会社をFacebookページで作ろうとしている出版元は全員注意が必要だ…」
The Shade Roomサイトに今日掲載されたニュースの中には、テキサス州ヒューストンの集中豪雨を憂う記事、家庭内暴力で有罪となったR&Bシンガー、クリス・ブラウンの近日放送予定のドキュメンタリーに関する記事等がある。
BuzzfeedとJezebelを始めとするいくつかのサイトが、The Shade Roomは写真の不正使用疑惑のために様々な問題に直面するだろうと臆測している。
The Shade Roomのライバル、World Star Hip HopおよびPerezHilton.com等のFacebookページは、今もユーザーに公開されている。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)