独自の茶葉抽出技術と「パーソナライズ抽出機能」搭載のスマートティーポット「teplo」が販売開始

独自の茶葉抽出技術と「パーソナライズ抽出機能」を搭載したスマートティーポット「teplo」が販売開始

お茶とIoTで食のパーソナライゼーションをリードするLOAD&ROADは8月26日、茶葉の魅力を抽出する独自技術と、世界初の「パーソナライズ抽出機能」を実現したスマートティーポット「teploティーポット」の8月29日発売を発表した。

teplo公式サイトにおいて販売開始し、順次国内および米国での販売を行う。専用グラス「teploグラス」(別売)も販売する。teploティーポットの価格は、公式茶葉2パックセット付きで税別2万5000円。teploグラスは税別1500円。

独自の茶葉抽出技術と「パーソナライズ抽出機能」を搭載したスマートティーポット「teplo」が販売開始

teploティーポットは、スマホアプリと連携してお茶を自動抽出するティーポット。サイズは幅約200×奥行約200×高さ約200mm(パワーベース含む)。茶葉量・水量・抽出時間・抽出温度などに関する複雑な数値制御を、teploティーポットが自動で行い、茶葉についての知識のない方でも、気軽に本格的な味のお茶を楽しめるという。

独自の茶葉抽出技術と「パーソナライズ抽出機能」を搭載したスマートティーポット「teplo」が販売開始

ジャンピングや蒸らし、浸しなど、お茶の種類ごとに異なる抽出方法のすべてに対応する独自の抽出テクノロジーと、お茶の生産者や専門家・愛好家にヒアリングやテイスティングを実施し、お茶の種類ごとの一番おいしい抽出条件をインプットしたティーデータベースをアプリ内に搭載。お茶の種類をアプリ内のティーデータベースから選択するだけで、お茶の種類に応じて、最適な抽出温度・抽出時間・抽出方法を自動で制御する。

現在アプリ内ティーデータベースには日本茶、紅茶、中国茶、台湾茶など、20種類のteplo公式茶葉が登録されており、今後随時追加予定。teplo公式茶葉以外を使用の場合は、アプリに抽出条件を登録することで利用できる。

独自の茶葉抽出技術と「パーソナライズ抽出機能」を搭載したスマートティーポット「teplo」が販売開始

また、古来お茶のプロが行ってきた、飲み手の体調や気分にあわせ最適な状態のお茶を淹れるという技術を世界初の「パーソナライズ抽出機能」として実装。6つの内蔵センサーにより脈拍・指の温度・室温・湿度・照度・騒音レベルを計測し、飲み手の気分や体調、周囲環境を解析して独自のアルゴリズムで抽出温度と時間を導き出し、飲み手の状態に最適なお茶をいれるとしている。

teploティーポットは、米家電見本市「CES」において優れた製品に贈られる「CES イノベーションアワード」を2019年に受賞。同年3月に日米で行ったクラウドファンディングでは30日間で6.4万ドルを調達した。

また別売のteploグラスは、1つのグラスに薄い飲み口と厚い飲み口の両方を持たせたデザインを採用。容量約150ml、飲み口直径は約80×幅約75mmとなっている。

LOAD&ROADは、日本・米国・インドを拠点とする、2015年創業のスタートアップ企業。代表取締役を務めるハードウェアエンジニア河野辺和典氏が率いるハードウェアチームと、CTOのソフトウェアエンジニアMayuresh Soni氏がリードするソフトウェアチームによって、構成している。テクノロジーでお茶をデザインするというコンセプトのもと、「teplo」ブランドをグローバルに展開し、プロダクト・サービスの開発および運営、販売を行なっている。

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。