スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)氏のドキュメンタリーがHulu(フールー)にやってくる。Deadlineが12月16日、報じた。現時点では「グレタ(Greta)」と題されているこの作品は、2020年中にも配信が開始される予定だという。
Deadlineによると、このドキュメンタリーをプロデュースするのはB-Reel FilmsのCecilia Nessen氏とFredrik Heinig氏ら。監督はNathan Grossmanが務める。作品に関わるチームは、トゥンベリ氏がストックホルムの学校でストライキを始めたころから、同氏を追いかけてきた。Huluは撮影の初期の段階から交渉を進めてきたようだ。
トゥンベリ氏は今年、タイム誌が1927年に選出を始めて以来、最年少の「今年の人」となった。同氏は15日に閉幕した第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)では、「政治家やCEOは、対策をとっているフリをしながら、ほぼ何もしていない。巧みな会計やクリエイティブなPRを除いては」と発言していた。