それはまるで安物のロマンチック・コメディーの台本のようだ:見知らぬ2人がLyft Lineで同乗する。火花が散り、愛が芽生える。乗客その2が、乗客その1をデートに誘う勇気をふり絞ったその時、その1は目的地に到着し ― もちろん急いで ― 闇の中に消えていく。失恋。
それとも?
Lyftは同社の相乗りサービスLyft Lineの乗客が、降車後再び連絡を取れる方法を実験している。現在サンフランシスコでこの機能をテストしている。
これはやり方を間違えれば、不気味でぞっとする結果を招きかねないが、彼らは気味悪さを最小限に〈抑えるべき〉方法で実施している。
実際これは2つの機能のテストだ:
- 同乗者の評価:降車後、Lyft Lineの乗客は互いを評価できる。星印ではなく、“:)”または“:(“ をつけるだけ。
- メモ:評価に加えて、同乗者にメモを残すことができる。「会えてよかった」とか「お茶でもどう!番号はこれ」とか。両者が共に相手をプラスに評価した場合〈に限り〉、メモは交換される。一人でも評価をしないか、マイナス評価をつければメモは消滅する。
このオプトイン方式によって、Lyftが純粋に通勤のために使いたい人にとって不快の無限ループになることを防げる。一人が友情の喚起に興味がなければ、何もしなければよい。相手を評価しなければ、メモが表示されることはない。
同乗者にマイナスの評価をつけることもで訖る ― その場合はLyftのサポートへのリンクが表示される苦情を申し立てられる。現在同乗者の評価は、サンフランシスコのLyft Lineユーザーが降車後に受取る領収書メールからのみ可能だ。
なぜこれをやるのか?少なくともそれは、彼らが当初から発信してきたメッセージと一致している。間抜けなヒゲの飾りから今や殆どやらなくなったグータッチまで、Lyftは常に、友達ネットワークと相乗りしていることを表すアイデアを前面に出してきた。Lyft Lineのメモ機能があれば、新しい友達を作ることができる。友情バンザイ!
そして気になる人へ。Lyftによると、一般的なデータ収集とメモの送信以外に、同乗者の評価結果がサービスに影響を与えることはない。つまり、帰宅途中に話すのがいやだという理由で大量の“:(”をもらったとしても、Lyft Lineから追放されることはない。
[情報提供:kulveer]
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)