あらゆる産業のDX推進を目指し、さまざまなデータ資産管理事業を展開するAOSデータは7月6日、第三者割当増資による9億円の資金調達の実施を発表した。引受先は、JIC ベンチャー・グロース・インベストメンツ(JIC VGI)が運営するJICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合と、ICMGグループが運営するICMG共創ファンド1号投資事業有限責任組合。
AOSデータは、クラウドデータ事業、システムデータ事業、データ復旧事業、リーガルデータ事業、AIデータ事業と、多岐にわたるデータ資産管理のためのソリューションを提供しており、「すべての産業分野に業界型DXソリューションを融合し、デジタル化を進め、市場競争力を高めるインテリジェントなデジタルイノベーションとなる『AOS IDXプラットフォーム』」の開発と普及を目指し、今回の資金調達を行った。
AOS IDXは、コアエンジンに、金融、法律、テレワーク、メディカル、政府自治体、農業、製造業、メディアなどさまざまな市場に求められる機能を組み合わせて、各産業に適合したDXプラットフォームを提供。それぞれが必要とするデータ駆動のソリューションを、SaaSやAPIと連携することで短期間に構築できるようにするというものだ。
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