C by GEがSavant下でリブランドされ「Cync」へ、照明以外へもビジネス拡大

2020年5月に発表されていたニュースだが、General Electric(ゼネラル・エレクトリック)は100年以上の歴史を持つGE Lighting部門をスマートホーム企業のSavantに売却した。米国時間1月5日、新オーナーは最初の取引から6カ月後に、重要なリブランドの取り組みを発表する。

元の親会社から切り離されたとはいえ、GEの名前に明らかにまだ価値がある。しかし新しいオーナーの下で、C by GEはリブランドされる。C by GEは明らかにわかりやすい名称ではなく、この判断は非常に理に適っているように思える。そして今後、同部門は 「Cync」としてリブランドされる予定である。

所有権の変更にともなって、新しい名称はビジネスの拡大を暗示している。それはSavantの下ではおそらく避けられないことだろう。GE Lightingはより大きなスマートホームブランドになろうとしている。来週開幕するCESでは、同社が新しいサーモスタットと新しいスマートプラグを含む、さまざまなアウトドア製品を発表する予定だ。同ブランドはまた、コネクテッドカメラとファン調整スイッチを発表する。

これらの新製品は、照明以外の分野でもGE Lightingブランドの価値を試すものだ。スマートホームのカテゴリーはすでに競合が激しく(何年も前から)、SavantはAmazon(アマゾン)のRingのようなビッグネームの製品に対抗しようとしている。

Savantによると新しいCyncのアプリは2021年3月に登場し、「快適かつコントロール性に優れ、信頼性を向上させるユーザーフレンドリーでカスタマイズ可能なエクスペリエンスになる」という。来週のCESでは、より多くのニュースが発表される。

カテゴリー:ハードウェア
タグ:C by GE

画像クレジット: Ge Lighting

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(翻訳:塚本直樹 / Twitter

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TechCrunch Japan

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