わあ可愛いいネコのビデオだ! ニュースフィードの中で見てみよう。再生ボタンをクリックする。違う。嘘だった。静止画像に再生ボタンがついているだけで、くだらないウェブサイトに飛ばすだけの偽物だ。フィードのチェックが中断する。ユーザー体験が損われる。将来本物のビデオをクリックする可能性が、減少する。Facebookはこのデタラメを本気でやめさせるべきだ。
ビデオコンテンツを持っていることを知らせたいサイトが、プレビューサムネイル画像に偽再生ボタンをつけているのかもしれない。しかし、本当に蕙しいのは私の広告ビューであり、だまされてクリックさせたいだけだ。
リンクの見出しに「必見」とか「ビデオ」とか入れることもできたはずだが、そうすると私はFacebookの外へ見にいくかどうかの決断を迫られる。代わりに彼らはFacebookを改悪 することを選んだ。 殆どのサイトはYouTubeの再生ボタンを真似て私たちを欺いていることから、YouTubeの信用も失墜させた。
そして、いっそう腹立たしいのは,ウェブサイトで私に見せようとするビデオが、多くの場合、次のいずれかだからだ。
- Facebookに埋め込んでその場で再生可能な標準的YouTubeビデオ
- そのウェブサイトが作ったのではなく、誰かが苦労して作ったコンテキストも洞察もなく大量の広告が入ったビデオ
さらに悪いことがある。時としてこの手の投稿が私のフィードに紛れ込むのは、広告としてFacebookに料金を払っているためらしい。
例えば、PetFlow.comという怪しげなサイトの「隠しカメラが暴くピットブルテリアの本性」を見てみよう。Facebookの記事から判断すると、クリックしてその場でビデオを見られそうに思える。違う。
再生ボタンをクリックすると、この広告に埋もれた大量の標準YouTubeビデオの置かれたページに飛ばされる。
この厄介な戦略はビデオだけでなくGIFにも拡大されている。FacebookはGIFアニメをその場で自動再生しない。これは少々面倒に感じるが、恐らく山ほどの愚かさを救っている。しかし、そこに置かれた偽再生ボタンをクリックすれば彼らのサイトに飛ばされる。
安心してクリックできる本物のビデオを見分ける方法はこうだ。FacebookおよびInstagramのビテオには、グレイ色の再生ボタンがついていて、その多くはマウスでなぞると自動再生される。他のサイトへのリンクは表示されていない。本物のYouTubeヒデオは、グレイ地に白の再生ボタンがついた半分幅の小さなプレビューサムネイルが、ニュースフィード記事の左下に置かれ、YouTubeにリンクしていることが示される。Vimeoは、フルサイズ幅のプレビュー画像にVimeoへのリックであることが示される。どちらにも再生ボタンがあり、マウスでなぞるとわずかにアニメーションして偽の静止画像でないことを表す。
しかし、区別するために解説が必要であるべきではない。Facebookは明確な態度を取るべきだ。この種の投稿は誰のフィードにも流さない。この種のエサで釣る広告を出させない。そして、こういうもののシェアしようとする企業をニュースフィードに露出させない。もしこの下劣な詐欺行為がすでに禁止されているのなら、規則の適用を強化すべきだ。
さもなくば、Facebookはユーザーに対してビデオ投稿をクリックするなと教えていることになる。これは危険な兆候だ。ビデオは人が外出よりインターネットを好む理由の一つなのだから。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)