GoogleのInstant Appsを全ての開発者が利用可能になった

GoogleのInstant Appsは、ネイティブアプリのロード時間を(たとえ携帯電話にインストールされていなくても)ウェブページ並の速度にしようとしている。そうすることでウェブの世界とネイティブアプリの世界の間に橋渡しをしようとしているのだ。同社はこのプロジェクトを、まず昨年のGoogle I/Oカンファレンスで発表し、その後今年になってからもイベントで紹介していたものの、これまでは限られた開発者たちだけが利用可能なものにしていた。

本日(米国時間5月17日)同社は、Instant Appsが一般公開され、全ての開発者が利用できるようになったことを発表した。ユーザーはこうしたInstant AppsにGoogle検索の結果画面からアクセスすることも可能になる。

全ての開発者たちは、Googoleが新しく公開するAndroid Studio 3.0を用いることで、アプリケーションのモジュール化を行いやすくなる。

Googleによれば、既存のアプリを新しい技術に対応させるには通常4、5週間かかるということだ。

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(翻訳:Sako)

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TechCrunch Japan

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