MoxieはiRobotの元CTOが作った技術的に魅力ある幼児向けロボット

今日にいたるまで、Roomba(ルンバ)はホームロボティクスの最も成功した事例の一つだ。これは、iRobot(アイロボット)社が10年にわたる失敗の繰り返しを経て、外見のシンプルさと内面の高度な技術を組み合わせて達成した成功だ。

他のロボットがここまで大きな成功を収めていないのは努力が足りなかったからではない。この分野には将来有望な注目すべき失敗が溢れている。ソーシャルホーム・ロボティクスのゴミ箱に最近追加された作品の目立ったところにAnki(アンキ)やJobo(ジボー)がある。どちらのプロジェクトも興味深く予算も豊富だったが、結局生き残ることができなかった。

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USC(南カリフォルニア大学)のロボティクス教授、Maja Matarić(マヤ・マタリック)氏とiRobotの元CTO(最高技術責任者)、Paolo Pirjanian(パオロ・パージャニアン)氏が2016年にロサンゼルスで設立したEmbodied(エンボディード)は、この分野に参入した最新の会社だ。このスタートアップを支援するのは、Intel Capital(インテル・キャピタル)、Toyota AI Ventures(トヨタ・AIベンチャーズ)、Amazon Alexa Fund(アマゾン・アレクサ・ファンド)、Sony Innovation Fund(ソニー・イノベーション・ファンド)、JAXX Venture Partners(ジャズ・ベンチャー・パートナーズ)、Calibrate Ventures(キャリブレート・ベンチャーズ)、Osage University Partners(オセージ・ユニバーシティー・パートナーズ)、Grishin Robotics(グリシン・ロボティクス)の各社。

Ankiのロボット、Cozmoの歴史にならい、EmbodiedはPixar(ピクサー)社員とあやつり人形師、Jim Henson(ジム・ヘンソン)氏の協力を得て、リアル世界のロボット・キャラクターを具体化した。一目見て、その出来栄えは十分に魅力的だ。

同社はMoxieを紹介するビデオのシリーズを公開し、その驚くほど豊かな表情と自然な体の動きをアピールしている。子供の教育と発達に焦点を当てているEmbodiedは、神経科学者と小児発達の専門家の力も借りてロボットを仕上げ、まもなくベータテストを開始する。

「われわれはテクノロジーを利用するやり方の転換点にいる」と同社CEOのPirjanian氏が声明で語った。「Embodiedでは、人間機械間のやりとりの方法を再考、再発明し、簡単な言葉による指示を超え、次世代コンピューティングを利用して流暢でソーシャルなやり取りのできる新しいレベルの機械を作ろうとしている。Moxieは感情に訴える会話と迫真の表情やボディーランゲージを通じて子供の感情表現を理解し、心理学と神経学を活用して深い絆をつくる」

Moxieは、善意、友情、共感、敬意など毎週異なるテーマに焦点を絞り、子供に合わせて時間と共にコンテンツをパーソナライズしていく。Moxieはこの分野の魅力的な試みと思われるが、まだまだ初期段階にある。ホームロボットの発売に伴う多くの本質的な困難さに加え、1499ドルと価格も法外だ。リスクを承知で挑戦したいなら、Moxicは現在予約受付中で秋に出荷予定だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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