Cyanogenと不仲になったOnePlusは今月初め同社のスマートフォンOneに独自のバージョンのAndroidを導入したが、今回同社は、サードパーティのAndroidデバイスに自由に組み込めるその独自フォークのROMを2月12日にリリースする、と発表した。
それには’Oxygen’という名前がつけられ、OnePlusは“オープンでカスタマイズ可能で肥満や無用な機能とは無縁”と説明しているが、詳しい技術情報等は今のところ得られない。この曖昧な説明しかないOneのためのAndroidフォークは、ベースがGoogleの正規のAndroidで、今後新しい機能が徐々に加えられていく、ということだ。
“ROMを出すことが、われわれとわが社のファンの両方にとって、どんな意味を持つのか、かなり時間をかけて考えた。そして悟ったのは、うちのやることは何でもそうだが、まず自分たちが使いたいと思うような製品をつくることが目標だ、ということ。そうやって、すばらしい技術に誰もがアクセスできるようにすることだ”、とOnePlusは書いている。
OnePlusがスマートフォンのソフトウェア部分にも手を出すことは、興味深い。スマートフォンと、そのための独自のオペレーティングシステムの両方を開発している大手企業はXiaomiが最初だが、その成功と独特の企業姿勢に刺激されて、同じことをした企業がいくつかある。Letvは初めてのスマートフォンと独自のLeOSを発表したし、CyanogenもMicromaxやOnePlusとの契約で名を上げた。Microsoftと組む、という噂もある。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))