Twitter、ユーザー別閲覧履歴等に基づくリターゲット広告のテストを近く開始

今日(米国時間7/3)、Twitterは広告プラットフォームの拡大に向けてさらに一歩を踏み出すことを発表した。Twitterは近く広告主と広告が表示されるユーザーとをさらに適切に組み合わせる実験を開始するという。

この実験ではTwitterアカウントとブラウザのクッキーID、連絡先、広告のメーリングリストなどを関連付けるリターゲティグ・テクノロジーが用いられる。「タイムラインに表示される広告の数は減るが、ユーザーにとって有用な広告の数は増える」とTwitterのプロダクト及び収益担当上級ディレクターのKevinWeilは述べた。

実験はまずアメリカで開始される。Twitter側からその後のスケジュールは発表されていないが。来年にも予想される株式上場の前に国際展開も実施されるだろうと見られている。ターゲティング広告の実験に参加を予定している企業名も明かされなかった。これはFacebookのリターゲティング・サービスを思い起こさせる。

Weilによれば「ユーザーはこのリターゲティング広告を簡単にオプトアウトすることができる。 アカウント設定を開き、プロモコンテンツの横のチェックを外すだけでよい」という。またWeilはTwitterはDNT(Do Not Track=ユーザーを追跡しない)オプションをサポートしており、ユーザーがそのオプションを選んだ場合は、ブラウザから得られるユーザーに関する情報を広告主と一切共有しないと述べた。EFF(電子フロンティア財団)はTwitterの新しい広告フォーマットを適切なものと認めている。

この数ヶ月、Twitterは Amplify TV広告、広告API対話的な広告ダッシュボードのリリースなど広告ビジネスの拡張に精力的に取り組んでいる。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+


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TechCrunch Japan

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