Twitterは今日(米国時間10/8)、同サービスのWindows Phoneアプリを改訂し、ツイートをストリーム内で54ヵ国語に翻訳できるようになった。翻訳にはBingを利用する。また、ツイートをWindows Phone端末のロック画面にも表示できるようになった。これは、Nokiaの ‘Glance’ [チラ見]機能が公開された時に便利だ。Glanceは電話機がロック状態の時でも情報を表示できる。この機能が一般公開される際にはTwitterアプリもその機能に対応してアップデートされると思われる。
このTwitterアプリ改訂には、検索機能の改善、およびいわゆる「発見」機能も含まれ、現在Twitterが取り組んでいるユーザー維持への挑戦とも一致している。
視覚的には、新たに濃色のテーマが追加された。これはWindows Phoneにマッチしたもので、ユーザーは背景を明るいあるいはぼんやりしたトーンに設定することができる。全体的に見てこのアップデートは価値があり歓迎だ。Twitterが ― 少なくとも現在 ― Microsoftのモバイルプラットフォームにコミットしていることを示している。
アップデートされたアプリケーションは、ここでダウンロードできる。
TwitterはなぜWindows Phoneをサポートするのか? このプラットフォームは何とかモバイルで3番手の位置にいる。何十億ドルという費用と何年もの歳月をかけ、Microsoftはスマートフォンのテーブルに席を一つ確保した。そしてTwitterは、ユーザー数拡大と広告収入に飢えている今、モバイルのいかなるプレーヤーも無視できる状況にない。そこでWindows Phone用Twitterアプリのアップデートとなった。今後もサポートが続きそうだ。
トップ画像提供:Vernon Chan
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi)