Twitterのインサイダーから聞いたところによると、Twitterを「使いやすく」することに関して「怖いものはない」とのことで、Twitterがメディアの強者となるべくあと数億人のユーザーを獲得する準備ができているらしい。最近の小細工とそれにまつわるばか騒ぎは、タイムラインで見えるツイートの順番に関係がある。
Twitterの特徴は、逆時間順のストリームに毎日次々とツイートが流れていくことだ。しかし、一部のユーザーにはそう見えていないらしい。
これを「TwitterのFacebook化」と呼ぶ人もいる。もちろん、かのソーシャルネットワークのニュースフィードに現れる記事の順番には、明白な道理がないことを指している。
本誌はこれが、新Dorsey時代のもう一つの実験であり、この新CEOがQ2決算会見でほのめかしていたものだと理解している。
これからも、われわれは今の逆時間順のタイムラインに疑問を持ちつづけ、”while you were away”[未読まとめ]等の体験を通じ、全力で開発に取り組んでいく。サービスを多くの人にとって簡単で使いやすくするために、今後も基本に立ち返って疑問を持ち続けるつもりだ。
このテストが何をTwitterに与えるのか私にはよくわからないが、彼らが注目しているのがデータであって、テストに苦情を言う人たちでないことは確かだ―どこの会社でもそうだが。
私は筋金入りのTwitterユーザーなので、「while you were away」機能を必要とすることはまずないし、ツイートがやってくるまま以外の順番で表示されるのを見ることにも関心がない。そもそも、誰かが何かをリツイートした時には今でもタイムラインは順番通りではない。
10月末、DorseyはTwitterが「毎週必ず使いやすくなっている」と言ったが、その労力が実を結んだのかどうかは不明だ。最近同社は、投票システムを提供し、投票の選択肢を4つに増やし、お気に入りをいいねに、スターをハートに変え、ウェブとAndroidのMomentsと通知のダブを入れ替え、ウェブの写真体験を一新した。使いやすさ? 何とも言えない。
透明性の精神に従って、質問しておこう:
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)