オンラインマーケッターは、異なる理由から異なるソーシャルメディアを好む(“楽しむ”などの目的で)。奇妙なことに、登場からちょうど6年経ち、最近LinkedInに買収されたSlideShareは、その多くの“必携”リストの中に入っていない。
入っているべきなのに。SlideShareは最高だ。
彼ら自身のプレスリリースによると、SlideShareは、専門家がコンテンツを通して人を、人を通してコンテンツを発見するのを手助けする。確かにこれは私がこのサービスを使って経験したことであるため、私がそれを保証する。実際、私にはSlideShareが本気であることを示すかなり長いリストがある。
真剣なユーザーたち
大部分のソーシャルメディアにおいて、あなたは様々な種類や規模のユーザーを見つけることとなる。それには、もちろん、遊び場を見つけた10代の若者もたくさん含まれる。SlideShareではそのようなことがない。かなり専門的なオーディエンスから毎月6,000万人のビジターを獲得しているのだ。実際に、LinkedIn、Facebook、Twitter、YouTubeと比べて、SlideShareは、ビジネスオーナーからのトラフィックが3,4倍から5倍多い。(“Quiet Giant”インフォグラフィック参照)
ROI
オンラインマーケッターは、様々な多くの角度から投資収益率に対処する。はっきり言って、それは私が念入りに注意を払う論点ではない。とは言うものの、大部分のB2Bマーケッターは、SlideShareがリード獲得機能を提供し、壮健で簡単に測定可能な投資収益率を届けるということを認めている。
リード生成
無料版から卒業してSlideShare Proに進むと、プレゼンテーションやドキュメントやビデオを使って自分のビジネスにリードを生成することが可能になる。お問合せフォームを少しカスタマイズしたり、自分のニーズやスタイルに最もフィットするオプションを選択することもできる。
分析
さらに、月19ドルのProバージョンの一部として、SlideShareはアナリティクス・ダッシュボードを提供する。それは大したことないように聞こえるかもしれないが、あなたはそのシンプルで分かりやすくて使い易いデータに嬉しい驚きを感じるだろう。一目見ただけで、トラフィックがどこから来たのかや、自分のコンテンツを見つけるために使用されたキーワードを知ることができ、自分の資料が共有されたかどうかなどが分かるのだ。
インテグレーション
申し訳ない。私はここでいきなりギークっぽくなるつもりはないのだが、SlideShareは簡単にマーケティング・オートメーションとCRMシステムに統合するということを指摘しないのは道義に反するだろう。さらに、たった数回クリックするだけで、自分のSlideShareチャンネルをLinkedInのプロフィールページに埋め込むことができる。私のを見せよう。
埋め込み
YouTubeのように、SlideShareは自分のドキュメントをウェブサイトやブログに埋め込むのを驚くほどシンプルにしている。コピー&ペイストの操作だ。そして、それはこんな風になる:
Barry Feldmanより、マグネティックなコンテンツで顧客を引き付ける21の方法
全てのソーシャルメディアは本質的にコンテンツを共有することが全てであるが、当然のこととして、SlideShareは、マーケティングコンテンツを共有することに焦点が合わせられている。その目的は、見込み客に関与することだ。私の考えでは、もしコンテンツマーケティングがあなたの会社で地位を占めるなら、SlideShareを使用しているべきだ。私が今週あげたプレゼンテーション(マグネティックなコンテンツで顧客を引き付ける21の方法)は、人気コンテンツを紹介するSlideShareのフロントページにおける地位を得て、1日目にして500回以上視聴された。
検索
SlideShareは検索エンジンを活用する。あなたのスライドショー全体のコンテンツがインデックスされ、検索結果に登場する。
ダウンロード
あなたがアップロードする全てのものを、ビジターはダウンロードすることができる。もしくは、あなたは、コンテンツのそれぞれのピースに対してダウンロード機能をオンまたはオフにすることができる。
信頼性
確かに、あなたは、自分が読む全てのものを信じるべきではないし、明らかにソーシャルメディアの蔓延は、あなたに“真の”フィルタリングと事実チェックをきちんとすることを強いる。しかしながら、私の考えでは、SlideShareユーザーは、一般的に信頼性のおけるコンテンツを配信している。
価格
月19ドル。長期契約をすれば、料金はもっと安くなる。SlideShareコンテンツを使ってリードを獲得することができるのなら、それは簡単なことのように思える。
動画
SlideShareプレゼンテーションには、YouTube動画を含めることができる。または、直接動画をアップロードすることも可能だ。
ブランディング
Pro版を選べば、SlideShareは広告を削除し、自分のページの外観をカスタマイズする機能を提供する。ここにPew Internetからの良い例がある。SlideShareプロフィールには、自分のウェブサイトやソーシャルメディアアカウントへのリンクを含めることもできる。
アラート
SlideShareは、様々なEメール選択権を提供することによってあなたに情報を伝え、あなたが自分の知りたいアクティビティに関するお知らせだけを受け取ることを可能にしている。私の場合、自分のプレゼンテーションがSlideShareの“Twitterで人気”および“LinkedInで人気”のチャンネルで取り上げられたことをEメールで何回かお知らせをもらった時には、嬉しい驚きだった。
サポート
よく聞いて:私は、SlideShareの有料版が提供している機能についていくつか質問があったため、受話器を取って電話をすると、生身の人間が出て、私の全ての質問が回答されるまで電話を切らなかった。そして、この珍しいサービスに料金は一切かからなかった。さらに、もしあなたがフォームを介して彼らに連絡をした場合には、1日以内に返事を返してくれる。ほら、彼らは約束しているのだ。
質問は?
分からないことがあれば、質問して欲しい。あなたがSlideShare、さらには、それを真剣に受け止めるべきだと私が考える多くの理由を理解するために、私は最善を尽くすつもりだ。
この記事は、Social Media Todayに掲載された「SlideShare: 15 Reasons Why It Means Business」を翻訳した内容です。
日本でもプレゼンファイル自体はそれなりに作られていると思うのですが、プレゼンをウェブで一般公開するというアイデアというかマーケティング手法が余り普及していないのでしょうか。ユーザーとしても特定ジャンルやテーマのプレゼンファイルで情報を学べるのは便利ですし、配布側もマーケティングに上手く活用できると思うのですが。最近のコンテンツマーケティング・インバウンドマーケティングの流れに乗ってもう少し利用が進んでもらえるとありがたいですね。って、お前がやれって話ですが。。
話は変わりますがSlideshareってリンクトインが昨年春に買収していたんですね。価格を調べてみましたが100億円強位でした。プレゼンファイルの共有というアイデアプラットフォームとしては十分な金額でしょうか?リンクトインとどう連携されているのか・いくのか未知数ですが、今後のさらなる発展に期待したいです。 — SEO Japan [G+]