オンデマンドの人材派遣プラットフォームHourlyNerdがシリーズCラウンドで2200万ドルを調達

On demand staffing startup HourlyNerd lands  22 million Series C   TechCrunch

ボストン拠点のスタートアップのHourlyNerdはスキルを持った従業員を派遣するオンデマンドの人材派遣会社以上の存在になることを目指している。大企業の従業員に対する考え方を変革するためのすべてのサービスを備えたプラットフォームを目指す。

「今日の企業について考えてみると、その構造は100年前と同じままなのです」と共同CEO・創業者のRob Biederman氏は語る。HourlyNerdは企業がオンデマンドの従業員をさらに活用する未来を見据えている。

その理由は、1つのプロジェクトを遂行するのにフルタイムの従業員を必要としない企業のニーズに応じているからだ。また、もう1つにはプロジェクト毎に関わるフレキシブルな働き方を求めているであろう労働者のためだ。

HourlyNerdはアナリティクス機能を始め、今後は顧客がオンデマンドで人を雇用するのみならず、勤労時間、成果物、顧客の求める人材要件を管理できるような機能を持ったプラットフォームを構築しているという。

HourlyNerdは、顧客自身で人材を採用したり、雇用したりせずとも、プログラミングや他のスキルを持った人材を短期間派遣することができる。

General Catalyst Partnersが率い、Highland Capital Partners、GE Ventures、Mark Cuban、Greylock Partners、Accanto PartnersのBob Doris氏が参加しているシリーズCラウンドで本日、2200万ドルを調達したと発表しており、HourlyNerdのオンデマンドの人材派遣のアイデアは比較的規模の大きい企業からの支持を得て、ますます勢いを得ているようだ。

今回のラウンド以前に、HourlyNerdは合計で1200万ドルを調達している。今回のラウンドが彼らにとって多額の調達であったことが分かる。投資家は、オンデマンドの従業員市場を次のレベルに押し上げるというアイディアに魅力を感じている。そして実際HourlyNerdのプラットフォームで市場のポテンシャルが見えたことから、彼らのビジョンの実現に必要な資金を大幅に増額することにした。

オンデマンドの人材派遣というアイデアには十分なメリットがある。今年3月、MITのオンデマンドエコノミー・カンファレンスでは、未来の人々の働き方の変化、そしてそれが過去100年の間に人類が構築した働き方のインフラに与える影響について多くの議論がなされた。

スピーカーは、HourlyNerdのビジョン「スキルのある労働者が数年間1つの企業のために働くというよりは、プロジェクトからプロジェクトを渡り歩いて働くようになる」と似た言葉で変化するエコノミーについて語った。

どのように従業員を管理するのか、パフォーマンスを測るのか、インセンティブを与えるのかを含む従業員との新たな関わり方が求められる。

現在、HourlyNerdは65人の従業員を抱えている。Fortune500の10%の企業を顧客として持っており、将来的にサービスを提供することを望むさらに幅広い顧客企業を魅了しつつある。その中にはPfizer、GE VenturesとしてシリーズCラウンドを通して財務面で支援を行っているGEも含まれる。

原文

(翻訳:Shinya Morimoto)

YahooのCEO Marissa Mayerが双子をご懐妊、今度も“短期間”休みを取る、と

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YahooのCEOで元Googleの役員Marissa Mayerが双子を妊娠しているが、妊娠と出産の期間中、長期の休暇を取るつもりはない。

今やYahooがオーナーであるブログTumblrの個人的なポストでMayerは、以前男の子が生まれたときと同じく、“短期間”仕事を離れる、と言っている。YahooのCEOになったばかりの2012年には、長男の出産で2週間休んだだけだが、多くの人が短すぎると批判した。今回について彼女は、日数を特定していない:

私の妊娠は健康的で合併症などもなく、また今はYahooの変身過程における特別な時期なので、3年前の息子のときと同様に妊娠と出産に対処し、限られた時間のあいだのみ、仕事から離れたい。このニュースと私の計画をYahooの取締役会と私の側近の役員たちと共有したが、彼らがとても協力的なので嬉しかった。

彼女は“ハードワークと考えぬかれた業務優先順位”により、Yahooの“ルネッサンス”を今後も推進し、同時に家族の新しいメンバーを迎えるつもりだ。同家の月間アクティブチルドレン数は、これで3名となる。

本誌TechCrunchはゴシップ誌TMZではないからセレブのニュースは扱わないが、でもMayerはメジャーなテクノロジ企業を統治しているし、テク業界で働く著名な女性だ。本誌などがとくに取り上げる価値がある、と思われるのは、彼女における、仕事と家族生活とのバランスだ。双子を身ごもり、そして育児することと、その間同時に有名テク企業で責任重大なCEOの役を務めること(そしてもう一人の子どもも育てること)は、たしかに相当な仕事量だ。

MayerがYahooを引き受けたのが2012年で、この間、Tumblrを11億ドルで買収Alibabaへの投資に対する戦略的な決断、そして大小新旧さまざまな買収、などを通じて、新生Yahooを支える新しい技術者チームとエンジニアリングチームを作り上げてきた。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa