PepsicoはTeslaの来るべき電動トラックを発注したことを明らかにした最新の会社であるとともに、注文台数も最大となった。飲料メーカーの同社はトラック100台を注文したとReutersは伝えている。Teslaは前払い金額を当初の5000ドルから引き上げており、PepsiCoは1台につき少なくとも2万ドル支払うことになる。
実は、今週Teslaの電動トラック購入の意思表示をした飲料メーカーはPepsiCoが2社目になる。Budweiserを製造するAnheuser-Buschは最近、Tesla Semi 40台を発注したことを明らかにした。
Teslaはすでに多くの予約注文を受けている。多くの運送を手がけるWalmartやカナダの食料品チェーン、Loblawsなど数多くの会社が名乗りを上げている。しかし台数は(PepsiCoの100台を除くと)2桁に留まっており、各社が運用しているトラックの総数と比べると割合はごくわずかだ(たとえばPepsiCoは1万台以上のトラックを稼働させている)。
それでもTeslaにとっては大きな数字だ。トラックを作るのは初めてで、数々の「生産地獄」(Elon Muskが現在のModel 3の製造状況を指して言った言葉)を乗り切ってたくさんのトラックを早く作る必要がある。しかし現在の注文は小売り業者らにとってパイロットテストにすぎない。それでも、生産車のまだない段階でこれだけの大型業者がパイロットを実施しているのは、いずれにせよ良い兆候とみて間違いない
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi / facebook )