アップルが7万4800円からのiPhone 12シリーズ、10万6800円からのiPhone 12 Proシリーズ発表

アップルが7万4800円からのiPhone 12シリーズ、10万6800円からのiPhone 12 Proシリーズ発表

Apple(アップル)は米国時間10月13日、スペシャルイベントを開催。5G対応のiPhone 12シリーズ、iPhone 12 Proシリーズを発表した。iPhone 12シリーズの価格は税抜7万4800円から、iPhone 12 Proシリーズは税抜10万6800円から。予約注文開始は、iPhone 12とiPhone 12 Proが10月16日午後9時から、iPhone 12 miniとiPhone 12 Pro Maxは11月6日からとなっている。

6.1インチ「iPhone 12」、5.4インチ「iPhone 12 mini」

iPhone 12シリーズは、6.1インチ「iPhone 12」、5.4インチ「iPhone 12 mini」を用意。iPhone 12の価格は税抜8万5800円から、iPhone 12 miniは税抜7万4800円から。

6.1インチ「iPhone 12」、5.4インチ「iPhone 12 mini」

iPhone 12シリーズは、OLED(有機EL)のSuper Retina XDRディスプレイを採用。最大解像度については、iPhone 12が1170×2532ピクセル(460ppi)、iPhone 12 miniは1080×2340ピクセル(476ppi)で、それぞれコントラスト比200万:1、最大輝度625nit(標準)、最大輝度1200nit(HDR)となっている。

またiPhone 12シリーズは、iPhone 11と比較し11%薄型化、15%小型化、16%軽量化も実現。iPhone 12は、サイズ:幅71.5×高さ146.7×奥行7.4mm、重量:162gとなった。iPhone 12 miniは、サイズ:幅64.2×高さ131.5×奥行7.4mm/重量133gとなっている。

ディスプレイのカバーガラスとして、コーニングの協力のもと新たなガラス素材Ceramic Shieldを開発。カバーガラスとアルミニウムボディのエッジを同じ高さにしたことで、耐落下性能が4倍向上した。

プロセッサー(SoC)は、10.9インチ「iPad Air」と同じく5nmプロセス製造のApple A14 Bionicチップを採用。内蔵の4コアGPUによる画質向上、16コアのNeural Engineによる機械学習の高速化が行われている。ストレージは64/128/256GB。

また背面カメラとして、絞り値f1.6の広角カメラと、絞り値f2.4/視野120度の超広角カメラを搭載しており、超広角カメラでもナイトモードが利用可能となった。写真に写っている被写体をA14 BionicのNeural Engineによる機械学習で識別し、必要に応じてシャープネス、色、ホワイトバランスを調整するスマートHDR3もサポートしている。

6.1インチ「iPhone 12」、5.4インチ「iPhone 12 mini」

動画撮影では、背面カメラ・前面カメラ(TrueDepthカメラ)とも、Dolby Vision対応HDRビデオ撮影(最大30fps)が可能。

このほか、防水性能はIP68(最大水深6mで最大30分間)に対応した。

アップルが7万4800円からのiPhone 12シリーズ、10万6800円からのiPhone 12 Proシリーズ発表

6.7インチ「iPhone 12 Pro Max」、6.1インチ「iPhone 12 Pro」

iPhone 12 Proシリーズでは、6.7インチ「iPhone 12 Pro Max」、6.1インチ「iPhone 12 Pro」が登場。iPhone 12 Pro Maxの価格は税抜11万7800円から、iPhone 12 Proは税抜10万6800円からだ。

6.7インチ「iPhone 12 Pro Max」、6.1インチ「iPhone 12 Pro」

SoCとしては、Apple A14 Bionicチップをそれぞれ採用。ストレージは128/256/512GB。最大解像度は、iPhone 12 Pro Maxが1284×2778ピクセル(458ppi)、iPhone 12 Proは1170×2532ピクセル(460ppi)。

背面カメラとして、絞り値f1.6の広角カメラ、絞り値f2.4/視野120度の超広角カメラ、絞り値f2.0の望遠カメラを搭載。また、広角および超広角カメラではLiDARスキャナー活用ナイトモードポートレートをサポート。LiDARスキャナーは、物体に向かって照射した不可視光線がレシーバーに返ってくるまでの時間を計ることで、絶対深度(距離など)を計測するというもの。これをナイトモードで活用することで、暗所でのオートフォーカスが最大6倍高速化した。

6.7インチ「iPhone 12 Pro Max」、6.1インチ「iPhone 12 Pro」

iPhone 12 Pro Maxでは、広角カメラ向けにセンサーシフト手ぶれ補正を採用。デジタル一眼レフカメラ同様に、センサーだけを動かすことで精密な手ぶれ補正を行える。

動画撮影では、背面カメラ・前面カメラ(TrueDepthカメラ)とも、Dolby Vision対応HDRビデオ撮影(最大30fps)が可能。

このほか、防水性能はIP68(最大水深6mで最大30分間)に対応した。

6.7インチ「iPhone 12 Pro Max」、6.1インチ「iPhone 12 Pro」

カテゴリー: ハードウェア
タグ: Apple / アップルApple iPhone EventiPhone

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