オンライン・カタログギフトを手がけるギフトパッドが4億円を調達、お土産や野菜・米などの仕送りサービス拡充

オンライン・カタログギフトを手がけるギフトパッドが4億円を調達、お土産や野菜・米などの仕送りサービス拡充

オンライン・カタログギフト事業を展開するギフトパッドは4月12日、第三者割当増資による4億円の資金調達を発表した。引受先は、JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合(VGI)。

今回調達した資金により、今後事業展開のコアとなるギフトパッドのプラットフォームを活用したGDX(Gift Pad Digital Transformation Platform)の推進に取り組む。また、かねてより推進している地域経済活性化に向けた地方創生事業の取り組み、オンラインおみやげサービス「みやげっと」、野菜や米などのオンライン仕送りサービス「シオクル」もサービス拡充を目指す。

オンライン・カタログギフトを手がけるギフトパッドが4億円を調達、お土産や野菜・米などの仕送りサービス拡充

同社は、紙タイプのカタログギフトの代わりにカード一枚、メール・SNSでカタログギフトが贈れる仕組みを提供。主なサービスとして、法人向けにセールスプロモーションやマーケティング、株主優待、福利厚生まで様々な活動で利用できる「3X‘s ticket」(サンクスチケット)を展開。そのほか自治体向けに地域の宿泊施設、飲食店、地域生産者、医療関係者を支援できるクーポンツールとシステムを提供する「Premium Coupon」(プレミアムクーポン)、誕生日プレゼントや結婚・出産祝いなどを贈れる個人向け「Gift Pad」を展開している。

関連記事
飲食料品ECのAoyamaLabが法人専用のデジタルギフトサービス「リモート手土産」を開始
欧州全域への拡大を目指す英国発の花束ギフトサービスBloom & Wildが約106億円を調達
オンラインギフトサービスのギフトパッドが2.68億円を調達、開発体制・地方創生事業を強化
AIがプレゼントを提案するギフト特化型モール「Giftmall」が15億円を調達
グルメSNS「シンクロライフ」が「giftee」と連携、貯めた暗号通貨でeギフト購入が可能に
ソーシャルギフトのギフティが東証マザーズに新規上場、プラットフォームの拡大、海外展開の加速を目指す
ギフト特化EC「TANP」が5億円調達、豊富なオプションと独自のロジスティクス軸に事業拡大

カテゴリー:ネットサービス
タグ:EC(用語)ギフトパッド(企業)ギフト / プレゼント(用語)資金調達(用語)日本(国・地域)

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。