好き嫌いはあっただろうが、大評判のストリーミングドラマのゲーム・オブ・スローンズが今週でとうとうとう完結する。フィナーレは日曜(5月19日)に放映される予定だ。ファイナル・シーズンは「短すぎ、端折りすぎ、画面が見づらい」などさまざまな批判を受けてきた。しかし口さがないインターネット批評家たちには目もくれず、ゲーム・オブ・スローンズのショーランナーはもうひとつの、これも話題が尽きないシリーズの製作に転身する。つまりスター・ウォーズだ。
GoTの製作総指揮、現場総責任者のD・B・ワイスとデビッド・ベニオフ氏が少なくとも1作のスター・ウォーズ映画の製作にあたるという情報は、しばらく前から流れていた。ただし詳細は不明だった。たとえば製作、公開のスケジュールもわかっていなかった。
ここに来てディズニーのCEOであるボブ・アイガー氏が、今日のMoffettNathanson Media & Communicationsのカンファレンスに登場し、もう少し具体的な情報を発表した。ワイス、ベニオフが製作するのは今年末に公開される予定のスター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカーの次のシリーズだ。
TheWrapによれば、アイガー氏はこう述べている。
我々はゲーム・オブ・スローンズで有名なデビッド・ベニオフとダン・ワイスと契約を結んだ。2人は我々の次作を製作することになる。ここではこれ以上は話せない。念のために言っておくと「次の」というのは「すぐに」ということではない。
スター・ウォーズ映画を実際に製作してきたルーカスフォルムのプレジデントであるキャスリン・ケネディ氏は、ディズニーがスター・ウォーズ製作をしばらく休むという情報を確認している。今年エピソードIXを公開した後、次のシリーズの製作を始めるまでにはしばらく間を置いて情勢を検討するようだ。今月に入ってDisney/Foxが発表したスケジュールによれば、新シリーズの公開は最も早い場合でも2022年以降になる。
ただし、間を置くのは映画の製作であり、スター・ウォーズ・ビジネスは続く。今日、ボブ・アイガー氏が述べたところでは、ディズニーが近くスタートさせるストリーミングサービスDisney+の目玉としてスター・ウォーズをベースにしたドラマが放映されるという。またアイガーは次のスター・ウォーズ本編の公開前に少なくとも1つの新シリーズが製作されると述べた。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook)