ソーシャルゲームのZyngaの第3四半期は過去最高の売上高、しかしユーザー数増加も約127億円の赤字

Zynga(ジンガ)の最新の四半期決算報告書によると、第3四半期の売上高が過去最高となる前年同期比46%増の5億300万ドル(約525億円)に達した。ブッキングは同59%増の6億2800万ドル(約655億円)だった。また、モバイルアクティブユーザー(3100万人)と月間アクティブユーザー(8300万人)もこの6年間で最多となった。

しかしすべてがバラ色だったわけではない。同社は第3四半期に1億2200万ドル(約127億円)の赤字となった。純利益は2億3000万ドル(約240億円)だったが、ただしこれはサンフランシスコのZyngaのビル売却によるものだ。米国東部時間11月4日午後4時44分時点のZyngaの株価は時間外取引で4.9%下げた。

決算が発表される前、CEOのFrank Gibeau(フランク・ジボー)氏は、パンデミックにより春と初夏に使用は「大きく伸びた」ため成長は順当なものとなったが、「エンゲージメント、収益化ともに依然として増えています。モバイルゲーミングを初めて体験した人が戻ってきて利用を続けています」と筆者に語った。

同社は第4四半期の売上高は55%増の5億7000万ドル(約595億円)との予想を示した。ジボー氏は、新しいモバイル端末が出回っていること、結果として「多くの人が店に足を運んでギフトを買うことができない」ソーシャルディスタンシングとロックダウンで、モバイルゲーミングに大きな恩恵がもたらされかもしれない「デジタルホリデー」を指摘した。

第3四半期中にZyngaはまた、イスタンブール拠点のハイパーカジュアルゲーム開発会社Rollic(ロリック)の買収をクローズした。チームは「運用の観点から現時点では完全に統合される」が、Zyngaは次の四半期までRollicをユーザー数に含めない、とジボー氏は述べた。

そして「次なるM&Aに向けて準備万端です」と付け加えた。

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カテゴリー:ゲーム / eSports
タグ:Zynga決算発表

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(翻訳:Mizoguchi

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TechCrunch Japan

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