ファッション系ECの統合管理システム開発のBranditが1億円調達、人材強化とD2Cブランドの拡充を計画

Branditは8月24日、プレシリーズAラウンドにおいて1億円資金調達を発表した。第三者割当増資による調達で、リード投資家はギークス、そのほか既存投資家のDIMENSIONからのフォロー投資と、新規投資家として三菱UFJキャピタル(三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合)が加わった。

今回調達した資金は、同社が6月にローンチしたアパレル向けECプラットフォーム「BRANDIT system」の システムの強化に投下される。具体的には、リード投資家のギークスが展開するIT人材事業を活用したエンジニアのほか、インバウンドマーケティングとインサイドセールスの人材強化を計画している。

BRANDIT systemは、複数のツールによる煩雑なオペレーションやヒューマンエラーなどを回避する統合EC管理ツール。受注、原価、各チャネル別手数料、販売開始日、配送データ、出荷売上などの項目を1つのシステムで一元管理可能で、アイテムごとの損益分岐点をカラー別やサイズ別、販売チャネル別で参照できるのが特徴だ。​

そのほか資金調達の、同社が手掛けるD2Cブランド事業「TRUNC 88」に続き、3つのプライベートブランドを立ち上げるための準備資金にするとのこと。

画像提供:Brandit

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TechCrunch Japan

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