フリマアプリ「mercari(メルカリ)」を手がけるメルカリがどうやらCraigslistライクなクラシファイドサービス(売ります・買います掲示板のような三行広告が並ぶサービスだ)を準備しているようだ。同社は2月15日付けで新アプリ「メルカリ アッテ」をApp Store上にひっそりと公開している。コーポレートサイトなどでの正式な発表はまだない。
すでに公開中のため僕も早速ダウンロードしてみたのだが、招待制ということでまだサービスを利用できない状況だ(アプリ上から事前登録はできる)。App Store上の説明も「ベータ版のため招待制となっています。アプリインストール後に、事前登録することができます。」と書かれているだけ。
ストア上のアプリ紹介画像には「何でも投稿できる地域コミュニティ」とあり、「あげます・売ります」「メンバー募集・イベント」「下さい 買います」「助けて・貸して・教えて」「助けます・貸します・教えます」「賃貸・ルームシェア」「求人」といった文言が並ぶ。これはそう、まさにクラシファイドサービスだと考えていいだろう。
クラシファイドサービスの元祖とも言えるCraigslistも東京版(英語版のみ)を用意しているが、日本ではジモティーが運営する「ジモティー」がこの領域のプレーヤーとして有名なところだろうか。ほかに画像から分かる範囲では、手数料は0円、副業やおこづかい稼ぎの案件も掲載できるようだ。またアプリ上のチャットにおいて当事者同士でやりとりを行い、あげます・売りますといったケースでは、手渡しでのやりとりを推奨している。
取り急ぎでのご紹介となってしまったが、ともかくアプリは現在App Storeからダウンロードできる状態だ。サービスの詳細については近日中にも追ってメルカリに話を聞いてみたい。