世界中の学校がCOVID-19の流行を緩和するために閉鎖されたり、オンラインのクラスに移行するなか、多くの保護者や教育者が良いアイディアを求めてもがいている。ユネスコ(UNESCO、国際連合教育科学文化機関)は、遠隔学習アプリや、その他のリソースへのリンクを掲載したオンラインガイドを作成した。
ユネスコによると「COVID-19によって、前例のない数の子供、若者、大人が学校や大学に通えなくなっています」という。実際、100カ国の政府が学校の閉鎖を発表し、あるいはすでに実施している。全国すべての学校が閉鎖された85カ国では、合計で7億7670万人以上の子供たちが影響を受けている。
ユネスコは、各国の国営学習ポータルのリストに加えて、デジタル教育ツールのリストも更新している。その中には、ClassDojoやGoogle Classroomといったデジタル学習管理システム、KaiOSというガラケーでスマホ的なアプリを利用できるようにするソフトウェア、Can’t Wait to Learn、Kolibri、Rumie、Ustad Mobileといったオフラインでも十分使える機能を備えたソフトウェアなどが含まれている。
このリストでは自己学習プラットフォームのMOOC、モバイル読書アプリ、教育用ソフトウェア開発ツールそしてDingtalk、Hangouts Meet、Zoomといったライブビデオのプラットフォームも紹介されている。
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(翻訳:Fumihiko Shibata)